外観検査(visual inspection)とは、製品の品質を維持・保証するために外観をチェックする検査です。
光学フィルターにおいては製品の表裏面の蒸着欠陥、異物付着や汚れ、クモリ、キズ、カケなどの欠陥を確認し、良否判定を行います。お客様のご指定頂いた基準にて選別いたします。
お客様の要求仕様に合わせて外観検査環境を整備いたします。
ご指定がある場合、お客様の環境にて検査可能です。
また、検出するサイズに誤認が出ないように外観検査員認定制度を取り入れており、サイズに関してはキーエンス社のマイクロスコープ(VHX-5000/8000)を使用し確認をおこなっています。
1.仕様入手・検査方法検討・決定 2.検査環境整備(技術課) 3.検出確認(品質管理課) ← 4.社内標準化(技術課・品質管理課) 5.検査指導・認定(品質管理課⇒製造課) 6.生産(製造課・認定検査員)*初期管理実施 7.出荷 |
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キーエンス(VHX-8000) |
お客様毎の欠陥モード名に合わせて不良検出いたします。
集計をしてロットや基板毎のレポートとして提出可能ですのでご相談ください。
*微細サイズの欠陥分類は高倍率での検査時のみ対応可
主な欠陥名称
ピンホール、異物、コート抜け、コートブツ、キズ、バリ、欠け、チッピング、シミ、
汚れ、クモリ、糊残り、コーナー糊、パターン崩れ、気泡、変色
お客様の仕様に合わせたご指定の有効範囲にて検査対応いたします。ご相談ください。
*有効範囲はA基準とし、範囲外はB基準など対応可
歩留管理 ロット毎や基板毎の歩留管理をし、前工程への改善フィードバックへご利用いただけます。 |
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サンプリング高倍率検査 指定の基板を高倍率で検査を実施し、不良カテゴリ分別をいたします。 目視検査では判断が付かない不良モードを調査することにより 前工程への改善フィードバックにご利用いただけます。 お客様の試作評価時の検査についても対応をいたします。 |
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外観検査基準の標準化 お客様の検査基準に合わせて対象となる欠陥モードやサイズについて 写真やイラストにて表現をして標準文書化をいたします。 外注先や海外のお客様向けに、指定フォーマットへの英文対応もいたします。 |
様々な外観検査に対応できるようお客様の要望に応じて環境を整えております。
実体顕微鏡ライン | 金属顕微鏡ライン | |
お客様専用品顕微鏡ライン | 目視検査ライン |
平置きトレー内の製品検査、UVテープ上の製品検査の実績が多数ございます。
製品ごとの不良モードに対し、光源を工夫して検出できるようにしております。
金属顕微鏡(25倍~100倍) 落射照明 スポットライト照明 |
実体顕微鏡(8倍~50倍) LEDリング照明 スポットライト照明 |
目視検査で検出するサイズに応じて、光源を選定し検査を実施いたします。
ルーペ | 卓上蛍光灯 | LEDスポットライト |
CABIN光源 | イオナイザー | バキュームピンセット | 先端ゴムピンセット |